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親と子

『神は人間の親様である。
信心をする者は、一生死なぬ父母に巡り合い、
おかげを受けていくのである』


神様とは、人間を祟ったり罰を与えたりする存在では無く、人間を愛してやまない親神様なのですね。
考えてみれば、数多ある人間関係の中でも親と子の間柄ほど、根本的に「善いもの」はありません。
何故それほど善いかというと、それは、親が子を無条件に許すところにあります。
親は子どもの事を子ども自身が知っているよりもよく知っており、
子どもの欠点短所をもよく知っていて、その上で可愛がることが出来る。その欠点短所を許すことが出来る。

子どもからすれば、この「知っていて可愛がってくれる」、「知っていて許してくれる」、
ここに有り難いところがあり、助かるところがあり、育てられるところがあるのですね。

自分の秘密を親ほどよく知っていて、もし可愛がらないということになれば、これほど恐ろしい敵はいませんよね。
油断も何も出来たものではない。
けれども、子どもが親の前では用心せねばという気が少しもしないのは、
自分のそのまま、ありのままを親が愛してくれる、許してくれる、と子ども自身がよく分かっているからなのです。
その深い親しみは何とも言えぬものですが、もし名をつけるとすれば、これこそが「信じる」という心持ちなのでしょう。

他の人間が自分のことを本当に愛してくれていると信じ切れる時、人は心から落ち着くことが出来ます。
その代表例が、親と子の関係なのです。
同じ親でも、神様は人間よりも遥かに気が長く、心が広い。
責めるところが一切無い為に、ものを言われることもない。
これ程愛情深い親はいないのです。
私たちがこの人生で信心のご縁を頂くことは、その親神様と出逢ったということ。
その「一生死なぬ父母」に巡り合えたことに御礼を申し、
親に恥じぬ生き方を心掛けていくのが、信心なのです。
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