理解と共感
離婚された芸能人の男性が、女性に対して学んだことは
「理解と共感が大切」だとテレビで語っておられました。
この方だけでなく、中年になって、あるいは老年近くなって夫婦間の危機を感じ、
改めて「理解」や「共感」の大切さを痛感する人は多いものです。
というのも、結婚してしばらくは、早くローンを返さねばならないとか、
子供を大学に入れるまでとか、夫婦が何かしら共有の目標をもっているので、
お互いが相当に協力出来るものであります。
協力し合っているときは、相手のことなど深くは考えず、
ともかく目標に向かって前進するものです。
そのとき、自分が喜んでいるときに相手の方はそれを支える苦労で
たとえ辛い思いをしていたとしてもなかなか気が付きません。
ところが、目標を達成してしまって、やれやれと思って二人が向き合ってみると、
お互いのことを本当に知らないままで来たことに思い当たるのです。
今まで仲良くやっていた夫婦が中年になって、
急にギクシャクし出したり、離婚などということまで出て来そうになるのは、
協力から理解へと至る谷間にさしかかっているときなのです。
協力関係を「理解」と取り違える人は、どうして相手が急に分からず屋になったのかと思ったり、
今までの協力が偽物だったのかと思ったりするでしょうが、決してそうではありません。
相手を「理解」するというのは大変難しいことなのです。
お道の教えに『信心は家内に不和の無きが元なり』とあります。
結婚するまでは別々の生活環境の中で育ち、別々の性格や感情を持った者が、
途中から夫婦生活を始めるわけですから、夫婦というのはそもそも「一心同体」などではない。
平和が当たり前ではない。あるのは不和であって、
放っておいても何とかなるような甘いものではないと心得ることが肝心です。
しかしながら、私たちが幸せになるためには家庭の平和が必要ですから、
信心させて頂いて、「どうぞ相手を理解させて頂ける身の上にならせて下さい」と日々手を掌わせ、
祈りながら生活を進めていく。その心と姿勢が、家庭円満の秘訣となるのです。
「理解と共感が大切」だとテレビで語っておられました。
この方だけでなく、中年になって、あるいは老年近くなって夫婦間の危機を感じ、
改めて「理解」や「共感」の大切さを痛感する人は多いものです。
というのも、結婚してしばらくは、早くローンを返さねばならないとか、
子供を大学に入れるまでとか、夫婦が何かしら共有の目標をもっているので、
お互いが相当に協力出来るものであります。
協力し合っているときは、相手のことなど深くは考えず、
ともかく目標に向かって前進するものです。
そのとき、自分が喜んでいるときに相手の方はそれを支える苦労で
たとえ辛い思いをしていたとしてもなかなか気が付きません。
ところが、目標を達成してしまって、やれやれと思って二人が向き合ってみると、
お互いのことを本当に知らないままで来たことに思い当たるのです。
今まで仲良くやっていた夫婦が中年になって、
急にギクシャクし出したり、離婚などということまで出て来そうになるのは、
協力から理解へと至る谷間にさしかかっているときなのです。
協力関係を「理解」と取り違える人は、どうして相手が急に分からず屋になったのかと思ったり、
今までの協力が偽物だったのかと思ったりするでしょうが、決してそうではありません。
相手を「理解」するというのは大変難しいことなのです。
お道の教えに『信心は家内に不和の無きが元なり』とあります。
結婚するまでは別々の生活環境の中で育ち、別々の性格や感情を持った者が、
途中から夫婦生活を始めるわけですから、夫婦というのはそもそも「一心同体」などではない。
平和が当たり前ではない。あるのは不和であって、
放っておいても何とかなるような甘いものではないと心得ることが肝心です。
しかしながら、私たちが幸せになるためには家庭の平和が必要ですから、
信心させて頂いて、「どうぞ相手を理解させて頂ける身の上にならせて下さい」と日々手を掌わせ、
祈りながら生活を進めていく。その心と姿勢が、家庭円満の秘訣となるのです。
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