元日の心
元日には、皆が「おめでとう、おめでとう」と言い合い、新年を喜び合います。
日本人にとって元日とは、単に年度が変わったということだけではなく、
生命が改まって再生するという、民族的な心情が心の底にあるのではないでしょうか。
そのために、すがすがしく新しい心と感動を持って、元日を迎えることが出来るのです。
暦の上では元日も他の日も一日には変わりありませんが、
年改まる元日には、人間の心情をも改まらせる働きがあり、それがたいへん有り難いことだと思うのです。
お道の教えにも、このようにあります。
『信心は日々の改まりが第一である。毎日、元日の心で暮らし、
日が暮れたら大晦日と思い、夜が明けたら元日と思って、日々うれしく暮らせば家庭に不和はない』
「元日の心」とは、改まりの心です。
今日という日を迎えた感動の中で、「今日こそは」「今年こそは」という願いを立て、
感謝と反省を胸に神仏に手を合わす。
そして、今日という一日を出来る限り大切に過ごそうとする。
そのような心、願い、行動を毎日続けることが信心です。
信心すれば、家庭に職場に、良い人間関係が生まれ、幸せな人生を歩んでいくことができます。
だからこそ、元日の今日、この心持ちをしっかりと味わっていき、保っていき、
そうしてどのようなことに出遭っても自分から離れないように心掛けることが大切です。
信仰上の修行というのも、そのためにあるのです。
木魚を叩いて念仏を唱えたり、断食をしたり、山に登ったり、川を渡ったり。
それらはすべて、その間に感じる、何とも言えぬ有り難い心を自らに覚え込ませ、
自らがそのように成り切るためにさせて頂くことなのです。
このお道では、体を痛めつけたり我慢したりする修行はありません。
その代わりに、「元日の心」を持ち続けることを修行とするのです。
元日の心を携えて、日々の生活を有り難く送っていくその中に、
有り難いおかげ(幸せ)が生まれて来るのです。
日本人にとって元日とは、単に年度が変わったということだけではなく、
生命が改まって再生するという、民族的な心情が心の底にあるのではないでしょうか。
そのために、すがすがしく新しい心と感動を持って、元日を迎えることが出来るのです。
暦の上では元日も他の日も一日には変わりありませんが、
年改まる元日には、人間の心情をも改まらせる働きがあり、それがたいへん有り難いことだと思うのです。
お道の教えにも、このようにあります。
『信心は日々の改まりが第一である。毎日、元日の心で暮らし、
日が暮れたら大晦日と思い、夜が明けたら元日と思って、日々うれしく暮らせば家庭に不和はない』
「元日の心」とは、改まりの心です。
今日という日を迎えた感動の中で、「今日こそは」「今年こそは」という願いを立て、
感謝と反省を胸に神仏に手を合わす。
そして、今日という一日を出来る限り大切に過ごそうとする。
そのような心、願い、行動を毎日続けることが信心です。
信心すれば、家庭に職場に、良い人間関係が生まれ、幸せな人生を歩んでいくことができます。
だからこそ、元日の今日、この心持ちをしっかりと味わっていき、保っていき、
そうしてどのようなことに出遭っても自分から離れないように心掛けることが大切です。
信仰上の修行というのも、そのためにあるのです。
木魚を叩いて念仏を唱えたり、断食をしたり、山に登ったり、川を渡ったり。
それらはすべて、その間に感じる、何とも言えぬ有り難い心を自らに覚え込ませ、
自らがそのように成り切るためにさせて頂くことなのです。
このお道では、体を痛めつけたり我慢したりする修行はありません。
その代わりに、「元日の心」を持ち続けることを修行とするのです。
元日の心を携えて、日々の生活を有り難く送っていくその中に、
有り難いおかげ(幸せ)が生まれて来るのです。
- 関連記事
-
- 信心の行 (2023/03/05)
- 元日の心 (2023/01/01)
- 生命のバトン (2022/12/05)