FC2ブログ

人の本質

『人が人を助けるのが人間である。
人間は、子供がころんでいるのを見て、
すぐに起こしてやり、また水に落ちているのを
見て、すぐに引き上げてやることができる。
人間は万物の霊長であるから、自分の思うように働き、
人を助けることができるのは、ありがたいことではないか。』

中国・清の第五代皇帝の雍正(ようせい)は、

国と人民のために寝食を惜しんで働いたことから、中国史上最も勤勉な皇帝とも言われています。

その雍正が学問をするうえで最も大切にしたことが、「自得(じとく)」という言葉でありました。

自得とは「自己を得る」。つまり、「自らを知る」ということですが、

雍正は自得園という別邸まで建てて、自らを知ることに真剣に取り組んだそうです。

自得の大切さは、なにも東洋だけの考えではありません。

ソクラテスも「汝、自らを知れ」。

ゲーテも「人生は自分探しの旅だ」と言っています。

考えてもみますと、私たちは学ぶことにせよ、働くことにせよ、

名を成そう、人から賞賛されよう、とばかり考え躍起になるものですが、

そこに執着するあまり、自己というものを見失いがちであります。


しかし誤ってはならないことは、

人は社会的に何かを成し遂げたから偉いのではなく、

その人に与えられている生命自体が尊いのです。

自らを知るとは、その自らの生命に託された「願い」を知るということ。

何をするかという手段ではなく、人間とは何かという根本を知ることです。


『人が人を助けるのが人間である』ということは、

私たちが学ぶこと、働くこと、

活動すべての中心に「人を助ける」ということを置けば間違い無いという教えなのですね。

つまり、学ぶということは、自らを高めて人の役に立つために学ぶのであり、

働くということも、自らの身体、能力を用いて人が助かることをするために働くということになります。

自得とはこのことを悟り、実行して行くことであり、

自得した者が成す仕事とは、その職業が何であれ、自他ともに幸せをもたらす仕事となるのです。
関連記事
ランキングに参加しております!
いつもクリック頂き、        誠にありがとうございます。   アヒルちゃんとネコちゃんを     1日1回ポチッとお願いします。

FC2Blog Ranking 人気ブログランキングへ

お越し頂きありがとうございます!
ご連絡はこちらよりどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター