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生きても死にても人助けを

『生きても死にても天と地とはわが住み家』

先代の教会長先生が生前、

「今は思うように動けないけれども、御霊となってからは日本中、世界中を回って人助けをする。

あんたも困ったらいつでも私を呼びなさいよ」

と、笑って手を握って下さったことをよく憶えております。


死んだら消えて無くなるというものではなく、

人間は生死を超えてこの天地の神様の懐に抱かれている。

ですから、このお道では、死も忌むべきものではなく葬儀も凶事とはしません。

「御霊になってもこの世で人助けをする」と仰った通り、

たとえ肉体が亡くなっても、魂はこの天地に在り、まさに生き通しなのです。


愛する人が亡くなることは、生きている者の心情としては

これ程つらいことはなく、これ程淋しいことはない。

このことは言うまでもありませんが、

一体、何がこれほどつらく、淋しいのかと申しますと、

『もう二度と会えない』という想いにあります。


しかし、信心の眼で見れば、死んだからといって、どこへ行くわけでもない。

目には見えなくとも、声は聞こえなくとも、共にこの時を生きており、まさに“ここにいる”のです。

本当に『会う』ということは、相手が見えるかどうか、

相手と話すことが出来るかどうかではなく、共に生きるということ。ひとつとなって生きて行くということです。


かたちにおいての先代の教会長は死んでしまって、

もうこの世には微かな形見と思い出話しか残っていない。

しかし、その生命とも言える信心においては、決して死んではおらず、

私たちの信心となってこれからも生きていくのです。


ですから真のご供養とは、信心を通して、日々の生き方を通して、

自分自身の心の成長を御霊様にご覧にいれること。

それでこそ、お供えする一輪の花にも、その価値が出てくるのです。


生きても死にても人助けをしたい。

信心する者として、そのような祈りをともに持たせて頂きましょう。

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