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仕事と幸せ

『日本でいちばん大切にしたい会社』で知られる、

知的障がい者雇用割合7割を超える、チョーク製造会社の日本理化学工業。


同社の会長であり、知的障害者雇用を始められた大山さんは、

もともとは知的障害者に理解がある方ではなかったそうですが、

あるご住職からの教えが、その後の人生を決定づけたそうです。


ある方の法要で禅寺を訪れた際のこと。

ご祈祷がすみ、食事の席でたまたま隣の座布団にご住職が座られました。

何か話しかけねばと思った大山さんの口をついて出たのは、こんな質問でした。


『うちの工場には知的障がいを持つ二人の少女が働いています。

 施設にいれば楽ができるのに、なぜ工場で働こうとするのでしょうか?』


これは、大山さんがずっと考えていた疑問でした。

するとご住職はこのように答えられました。


『人間の幸せは、ものやお金ではありません。

人間の究極の幸せは四つです。

人から愛されること、褒められること、役に立つこと。そして、必要とされること。

愛されること以外の三つの幸せは、働くことによって得られます。

障がいをもつ人たちが働こうとするのは、本当の幸せを求める人間の証なのです。』



大山さんは思わず言葉を失ったといいます。

働くことが当たり前である健常者は、この幸せを意識することはない。

しかし、意識していなくとも、その幸せは心をずっと満たしてくれているのです。


そして、工場で働くふたりの少女が、

どんなにつらくても、しんどくても、必死になって働く理由がこの時はじめて分かったのです。



中世ヨーロッパでは、仕事のことを「コーリング」と呼びました。

コーリングとは、召命(しょうめい)、神様に呼び出されることです。

つまり仕事とはその内容を問わず、自らの使命を果たすようにと

神様から呼ばれ、与えられた「天職」なのですね。


「仕事」という字は、「仕」も「事」も「つかえる」と読みますが、

一体誰に仕えるのかと言えば、神様につかえるのです。

神様につかえる心で、与えられた仕事をまっとうする中で、人は幸せを得るのです。
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