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徳がつくほど、かがんで通れ

『人間は、財産ができたり、先生と言われるようになると、

頭を下げることを忘れる。

信心して身に徳がつくほど、かがんで通れ。』


人間の性(さが)とは悲しいもので、

金を持たない者が多少の金を持つようになると、金を持たぬ者を見下す心持ちになる。

大きな会社に勤めれば、小さな店を侮って見るようになる。

役職に就けば、今まで同輩であった者に対して、尊大な態度で接するようになる。

人間の自己顕示欲が、競争社会の中で勝ち得た優越感から、醜い相として現れるのですね。


自信を持つことは大切なことですが、

「自信と慢心とは紙一重」であることを忘れてはなりません。


幸せや成功があるのは決して自分の力からではありません。

もともと何の力も無い自分が、この天地に生かされて、

役割のうえで、今たまたま人の上に立って働かせて頂いているのであります。

自分の力でここまで来た、などと思うのは途方もない勘違いであり、慢心なのです。

何事も「させて頂きます」という謙虚な心が無くてはなりません。


歌舞伎役者の六代目 尾上菊五郎の辞世の句に、

『まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで』

とあります。

学べば学ぶほど自分の未熟さを知ることが大切です。そこで自然と謙虚になれるのです。


未熟者ゆえに、人一倍努力しようとする。

未熟者ゆえに、どんな人でも尊敬できる。

未熟者ゆえに、他人を責めようとしない。

未熟者ゆえに、人から注意されても怒らずに素直に受け止め、改まろうとすることが出来る。


この未熟者である、という自覚なくしては、人はすぐに傲慢になってしまい、

人間としての成長が止まってしまうのです。

人間、どこまでいっても未熟者です。

気付かぬところで、どれだけの人の世話になっていることか。

一人ひとりに直接御礼をすることが出来ないからこそ、

神様を通して御礼をさせて頂くのです。
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