FC2ブログ

「自分の方が正しい」と思わない稽古

何故、私たちは「怒り」を他人にぶつけ、

人を傷つけたり、争ったりしてしまうのでしょうか。


このことは、二人の人間が喧嘩をしている状態を考えると分かりやすいでしょう。

喧嘩が起こるのは、ひとりが「自分が正しい」と思っているところに、

もうひとりが「自分のほうが正しい」と主張するところに起こります。


お互い「自分のほうが正しい」と思い込んで相手に向かうものですから、

相手の言い分をまともに聞くことが出来ないのです。


そうして、相手の言い分をまともに聞けないために、

お互いの溝がどんどんと深まっていき、

最終的には「怒り」の感情をあらわにした挙句、

自ら人間関係を壊してしまうのです。


結局のところ、元を辿れば

「自分のほうが正しい」と思うその心がそもそも正しくない。間違いなのです。


もしここで、「自分のほうが正しい」と思わないことが出来れば。

否、少なくとも「相手も正しいかもしれない」と思うことが出来れば、

相手の言い分をよく聞けるようになり、まったく違う道が見えてきます。


そもそも、「相手の言い分をよく聞かない」というのが喧嘩の面目ですから、

「相手の言い分をよく聞く」という喧嘩などは起こり得ません。

加えて、言い分をよく聞いてもらって怒る、ということも起こり得ないのです。


お互いに相手の言い分をよく聞き、

ものごとを冷静に、客観的に見ていけば、

実はただそれだけですべてが解決してしまうことがほとんどなのではないでしょうか。


お道の教えにこのようにあります。

『我よしと思う心を仇として 戦いていけ 日ごと夜ごとに』(安武松太郎師)


我よし、自分は正しいと思う心こそが自分の敵なのであります。

その思い違い、心得違いと戦っていくのが信心であります。


「自分の方が正しい」と思わない稽古を共々に進めさせて頂きたい。

そのように祈らせて頂きます。

関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ランキングに参加しております!
いつもクリック頂き、        誠にありがとうございます。   アヒルちゃんとネコちゃんを     1日1回ポチッとお願いします。

FC2Blog Ranking 人気ブログランキングへ

お越し頂きありがとうございます!
ご連絡はこちらよりどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター