FC2ブログ

祈り

世の中には

「祈っても無駄だ、気休めにしかならない」

と言われる方がおられます。


その理由を尋ねてみると、

「いくら祈ったところで、起きてくること、

事実を変えることは出来ないからだ」と言われます。


確かに祈りでどうにも解決できないこともあるでしょう。

この天地自然の働き、万物の生死というものを、

人の祈りで思い通りにすることはできません。


事実は事実としてありのまま、

火は高きに燃え、水は低きに流れることは、

天地自然そのままの働きであります。


しかし、そうした事実を自分の祈りの力で動かそう、

なんとかしようとする行為が、

果たして「祈り」と言えるのでしょうか。


自分が祈る代わりに、神様から

事実を自分の都合の良いように変えてもらおう、

とすることが真の祈りと言えるのでしょうか。


真の祈りとは、事実を事実として受けとめ、

自分をごまかすことなく、事実に従っていこうとする行為です。

そこから自然に、真剣に願うことも出来るようになり、

真剣に努力出来るようにもなります。


それを、事実から目をそらし、

自分の力でどうにか出来るもののように思い誤るところから、

迷いや悩みが生まれてきます。


お道の教えに、

『神を信じる者は多いが、神に信じられる者は少ない』

とあります。



「信じられる」ようになるということは、

相手に自分の願い通り動いてもらうのではなく、

むしろこちらが相手の願い通り動こうとすることであります。


祈るということは、神様に願い、問いかけること

であるように考えられていますが、

本当はその真逆で、

願われ、問いかけられているのは

祈っている自分自身なのです。


起きている事実を通して、

自分自身が神様から願われ、問いかけられているのです。



私たちが濁流に流されているその最中、

実はその濁流とは、神様が

私たちを向こう岸へと渡る為に

わざわざ差し向けて下さった流れであることに

気付かせて頂かなくてはなりません。


「流れに従って、流れに任せず」。


川の流れに逆らっては渡れませんが、

流されながらも向こう岸に渡ろうという意思を持つことが大切です。


祈りとは

向こう岸に渡ろうと決心することに他ならないのですから。
関連記事

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ランキングに参加しております!
いつもクリック頂き、        誠にありがとうございます。   アヒルちゃんとネコちゃんを     1日1回ポチッとお願いします。

FC2Blog Ranking 人気ブログランキングへ

お越し頂きありがとうございます!
ご連絡はこちらよりどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター