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天地の心になって

教育者である甲斐和里子(かい わりこ)さんの歌にこのようにあります。

『岩もあり 木の根もあれど さらさらと

 ただ さらさらと 水のながるる』


山を流れる川の水のように、

途中の岩や木の根にぶつかりながらも、さらさらと流れていく。

そのような何事にもとらわれない在り方こそ、

私たちの求めてやまぬ生き方なのではないでしょうか。


ところが、そうした流れを邪魔するものがある時に、

そこから問題が起きてきます。


川の流れで言いますと、

一カ所にせかれて停滞しているのが迷いや心配している様子、

そこから流れが激しくなっているのが腹を立てている様子です。


なぜ心の流れが停滞したり激しくなったりするかと言いますと、

それは執着というものが川底にこびりついているためです。


お道の教えにこのようにあります。

『何事にも無理をするな。我を出すな。

 わが計らいを去って神任せにせよ。

 天地の心になっておかげを受けよ』


我とか執着というものは、

一つの事にこびりついて動かぬものを言うのです。


物事に対しては、こうでなければならない。

人に対しても、こうあるべきだ。

お金や名誉、健康などに対しても、こうでなくては困る、

という思いがありますから、そこから心配や腹立ち、

不満足、不足の心が出てまいります。


人間関係を例にとってみますと、

あの人はこうだ、こうあるべきだ、

と決めつけてしまう心があるために、

その人のことで色々と困ったり腹を立てたりしなければならなくなるのです。


もっとそれが自由な見方が出来るようになってくると、

人を決めつけたりせず、

相手が何か自分にとって困ることをしたとしても、

何故そういうことをしたのだろうか。何か訳があるに違いないと、

その周囲の事情や、相手の性格などを考えて、十分に察することが出来るのです。


そうなってくると、一人の人間を相手どって、

ああだこうだと責めないで済むようになる。

人間関係でおかげを頂いた、と言えるのです。
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