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許す心

他の人間が自分のことを本当に愛してくれている、

どんなことがあっても

最後は自分のことを許してくれると

信じ切れるところに人が助かる道があります。


小さい子供が育って行くのは、

親が許してくれるからであります。


親から許してもらえない家庭は子供にとっては地獄であり、

そういう家庭では子供は真っ直ぐ育っていくことが出来ません。


育てるとは許すことです。

子供の立場に立って解釈してやることです。

それが土台にあってはじめて、叱ることにも意味が出てくるのです。


仮に子供が何か失敗をしたとしても、

その失敗には何か訳があるのだろうと、

親は子供の立場に立って解釈してくれる。

その優しさが子供を育てる、落ち着かせるのであります。


この「許し」なくして、子供は真っ直ぐ成長出来ません。

それは人を信じることを知らない為です。

人を信じることが出来ない為に、

非行に走り、道を誤るのです。


最近では「親バカ」を通り過ぎた「モンスターペアレント」が横行し、

大変な問題となっていますね。


何事も行き過ぎは善いものをも悪くしてしまうのですが、

この親バカの根本は何かと申しますと、

親が子を許し、解釈する働き。ここにあるのです。



親は子の為に狂う。

それだけの働き、間柄を

この天地がはじめから親と子に与えているのです。


そして、親が子を許すことで、子は助かる。

そうして、その子どもは自分と他人を許せる大人へと

成長していくことが出来るのです。


お道の教えにこのようにあります。

『神様は人間の親様である。

…信心をする者は、一生死なぬ父母に巡り合い、

おかげを受けていくのである』


同じ親でも、神様は人間よりも

遥かに気が長く、心が広い。

責めるところが一切無い為に、

ものを言われることもない。


信心とは、神様が自分を愛し、

許して下さる親である事が分かることであり、

神様がいつも自分に寄り添って、

共にこの人生を生きて下さっていることに気付くことであります。

そこで人間が助かっていくのです。
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