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道とは何か

昭和の哲人として知られ、
「平成」の元号の発案者とも言われている安岡正篤(やすおか まさひろ)は、
「道」という言葉について、
「宗教と道徳を一つにしたもの」だと説明しておられます。

これは、人間が大いなる存在である神仏を
信じて仰ぐ心を持つことが「宗教」であり、

そこから必然的に、自らの行動を省みて
律していこうとする「道徳」が生まれるのだ、と。

したがって、宗教なき道徳というのは形式だけの道徳であり、
また道徳なき宗教というのも堕落していて、本当の宗教とは言えない、
と安岡氏は言い切っておられます。

つまり、宗教と道徳というのは表れ方が違うだけであって、
本来、分けて考えられるようなものではないというわけです。

そこで、東洋ではこれを一つにして「道」と呼びました。

道というのは、道路になぞられて言われた通り、
誰もがこれを実際に歩いていかなければ目的地へ到達しない、進歩しない。

つまり、「実践してなんぼ」というわけです。


私も縁あって、金光教という道の一信奉者、
一教師としてご信心をさせて頂いており、

このお道に沿った生き方をさせていただくことを
第一の仕事とさせていただいておりますが、

その名前とか教学などは、あえて言うなら、
本来どうでもよいものだと思います。

そういうものに拘ると、
逆に「道」というものが分からなくなっていきます。


教えには、このようにあります。
『信心といっても別にむずかしいことはない。
親にものを言うように、朝起きたらお礼を申し、
その日のことが都合よくいくように願い、
よそへ行く時には、行ってまいりますと言ってお届け申しあげよ。

そして、帰って来れば、無事で帰りましたとお礼を言い、
夜寝る時にはまた、その日のお礼を申して寝るようにすれば、
それで信心になる』

大切なことは、一日一日、その瞬間その瞬間を、
感謝の気持ちで過ごさせて頂く。これに尽きます。

毎日の仕事を有り難くさせていただく。

人と物を大事にさせていただく。

それが、信心させていただくということ、
道に生きるということなのです。
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