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生神の道

東京ディズニーランドの生みの親である堀貞一朗(ほり ていいちろう)氏が、
公演会の中でこのようなお話を紹介されています。

ある日、東京ディズニーランドのレストランに若い夫婦が訪れ、
「お子様ランチ」を注文しました。

対応したアルバイトの青年は戸惑いました。
この夫婦は、子供を連れておらず、
マニュアルではお断りしなければならなかったためです。

青年は「恐れ入りますが、大人の方には…」と断ろうとしましたが、思いとどまり、
「失礼ですが、お子様ランチは、どなたが食べられるのですか?」と尋ねてみました。

すると、奥さんが、うつむいたまま話し始めたのです。
「死んだ子供のために注文したくて…」

お話を伺ってみると、その若い夫婦には娘がいたのですが、
生まれた時から病弱で一歳の誕生日を待たずに亡くなってしまい、
今日がその子の命日であったのです。

そして、もし娘が生きていれば、
ここで一緒にお子様ランチを食べたのだろうと思うと、
つい注文してしまったということでありました。

するとアルバイトの青年は、笑顔で言いました。
「お子様ランチのご注文を承りました。ご家族の皆様、どうぞ、こちらへ」と。

案内されたのは四人がけの家族テーブル。
子供用のイスまで準備されました。

そうして、まもなく運ばれてきたのは、三人分のお子様ランチ。
アルバイトの青年は、「ご家族で、ゆっくりお楽しみください」と笑顔で去っていきました。

後日、この若い夫婦がお礼の手紙を書いた理由は言うまでもありません。

金光教の教えに、
『生神ということは、ここに神が生まれることである』
とあります。

このお道でいう生神とは、神通力や特別な徳を身に付けた人のことではなく、
難儀な人を見て、自らの心に「かわいそうに」「助けてあげたい」
と思う心が生まれることを言います。
それがそのまま神である、という教えなのです。

そしてその神心を、日常生活の中で具体的に表していくこと、
相手を思いやり手を差し伸べることが信心に他ならないのです。
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