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身は低く、志は高く

劉備玄徳(りゅうびげんとく)は「三国史」の英雄であり、
人間的魅力と器量のある人物として有名です。

そんな劉備の人柄をうかがえるエピソードの一つに、
あの有名な「三顧の礼」があります。

当時、劉備はまだ国を治める立場にはありませんでしたが、
関羽や張飛といった有能な部下をもつリーダーには違いありませんでした。

そのリーダーが、無名の書生である諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)に
「どうか、仕えてほしい」と頼みに、自ら会いに行くと言うのです。

しかも一度行っても会えず、二度目も会えない。

三度目でようやく面会することができ、
「三顧の礼」で諸葛亮を軍師として迎えたのでした。

当時のリーダーとしては考えられないほどの低姿勢っぷりなのです。

さらに驚くべきは、劉備と諸葛亮の年齢差です。

その差、なんと20歳。

いくら有能とはいえ、息子ほど歳の離れた相手に、
そのような姿勢を死ぬまで貫いたのですから、
劉備の謙虚さ、柔軟さは筋金入りだったと言えるでしょう。

さて、今やビジネスの現場では
終身雇用や年功序列といった言葉が無くなりつつありますね。

私も経験がありますが、年下が上司になることや、
上司・部下がコロコロ変わることは、
特別変わったことではなくなってきているのです。

そうした環境下で、どのような役割・ポジションにあっても、
周囲から尊敬され、活躍するためには、いったい何が大切なのでしょうか?

その答えこそ、戦国の世にあって、
年齢・役職に関わらず相手に頭を下げることが出来た
劉備のような生き方にあるのではないかと思うのです。

老子の言葉にもあります。

「河や海が数知れぬ渓流のそそぐところとなるのは、
 身を低きに置くからである。
 そのゆえに、河や海はもろもろの渓流に君臨することができる。」

人間も同じことですね。

「あいつは年下だから」とか「立場が下だから」なんて言っていると、
誰もついてこないのではないでしょうか。

どのような職場であっても、
劉備のように「身は低く、志は高く」を心掛けたいものです。
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