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わたしがわたしになるために

相田みつをの詩にこのようにあります。

 この世は
 わたしがわたしになるところ
 あなたがあなたになるところ

「出来事には必ず教えがある」と言われるように、この人生の中で、
悩んだり、迷ったり、苦しんだりした時、この出来事は「自分に何を教えているのか」と考えてみることが大切です。

わたしがわたしになるために、あなたがあなたになるために、
その悩みや迷い、苦しみはどうしても必要なものである。そのように頂いてみてはいかがでしょうか。

お道の教えには、このようにあります。
『神は、人間を救い助けてやろうと思っておられ、
 このほかには何もないのであるから、
 人の身の上にけっして無駄事はなされない。
 信心しているがよい。みな末のおかげになる。』


自分の人生は、自分の魂が書いたシナリオ通りだ
と信じることができたならば、心はとても楽になります。
自分の魂の書いたシナリオ通りであるなら、過去を悔やむこともない。未来を案ずることもない。
何故なら、自分の魂の成長のために、最良、最高、最適なシナリオを、
神様と相談のうえ決めて、生まれてきたのですから。

そして、その悩みや迷い、苦しみの中にある教えをしっかりと頂いたならば、
出来事に対して「ありがとうございます」と感謝することもできるようになるでしょう。

その悩みや迷い、苦しみが縁となって、わたしが理想のわたしになることが出来、
あなたが理想のあなたになることが出来るのです。

出来事だけではありません。恩人というのも、なにも自分にとって感謝すべき人、
尊敬すべき人に限ったことではありません。
反面教師もまた恩人。自分の魂がシナリオに描いた、重要な登場人物なのです。
無駄事なんて決してありません。

わが心でわが身を生かす

『わが心でわが身を生かすこともあり 殺すこともあり』

ロビンソン・クルーソーは、アフリカへの渡航中に船が難破し、
無人島に唯一人打ち上げられて生き残ります。

しかし、生き残ったことを喜んだのも束の間、
助けを呼ぶことも、島から脱出する術もなく、これからどうしたらよいのかと悩み始めるのです。

 「このままでは、精神的にダメになってしまう…」そんな自分を慰めるために、
ある方法によって心を感謝の気持ちに変えることに成功します。

その方法とは、自分が経験したこと一つひとつについて、
「不幸せ」と「幸せ」な点をそれぞれ書きだし、対比してみるというものです。

持ち物についてならば、「着る服が無い」という不幸せに対し、
「服があっても、着られないほど暑い場所にいる」という幸せがある。
境遇についてならば、「脱出する望みは限りなく小さい」という不幸せに対し、
「他の乗組員たちのように溺れ死なずに生きている」という幸せがある。

このように対比していくと、最終的な差引勘定では幸せの方が大きいという結論になり、
そのことを神様に感謝するのでした。

さて、皆様も過去の出来事に対して、「不幸せ」と「幸せ」な点をそれぞれ書き出してみて下さい。
「不幸せ」が大きい出来事ほど、「幸せ」もまた大きいことに気が付くはずです。

実際に書いてみることによって、「不幸せ」な出来事ほど、
今の自分にとって、なくてはならない出来事であったことが明確になるのです。

物事には、どんなことでも良い面と悪い面とがあるものですが、
結局のところは、受け取る者の心次第なのです。 
良いも悪いもないのであれば、「すべて恵まれてのことなのだから」と、
神様から頂いた「ご縁」として有難く受け取る心を育てていきましょう。
有難く受け取ったその第一歩が、本当の幸せへと通じているのです。

信心の稽古

『三年五年の信心では、まだ迷いやすい。
 十年の信心が続いたら、われながら喜んで、わが心をまつれ。』

信心というものを一言で表せば、「有り難い」と思う心持ち。
私はそのように頂いております。

仕事をする時には、有り難いという心持ちだけで仕事をさせて頂きたい。
眠る時には、有り難いという心持ちの中で眠らせて頂きたい。
人に対する心持ちでも、相手に対し、有り難くない心、非難する心を持つことは自分自身が大変辛いことです。
相手のことを、有り難いという心持ちで見ることが出来たならば、
いつも良い言葉と態度で相手に向かうことが出来るでしょう。  

そのように、自分がさせて頂く事柄、出逢う出来事や人々は、
その時その場合で様々でしょうが、いつも自分の心の中心に「有り難い」という思いがある。
それが信心なのだと思うのです。

そのような有り難い心持ちで生活を送って行くことが出来るとしたら、
それこそが私たちにとって一番の幸せに違いありません。

人の「幸せ」というのは、「今、足りないものを探して、手に入れること」ではなく、
「自分がすでにいただいているもの、恵まれていることに気付き、嬉しい、楽しい、幸せ…、
そのような有難い心持ちで生きていくこと」なのです。

ですから、信心の稽古というのも、
実生活の中でそのような心になれるように実践をすること。

我を張らず、人から頼まれたことを淡々とさせて頂き、
どんな問題に出逢っても、すべてを受け入れ、手を掌わせる。
人に対しては「ありがとう」を口に出して言うこと。
そして、言い訳をせず、愚痴を言わず、弱音を吐かず、責めず、自慢もしないこと。

そのような信心の稽古を進めていけば、不足が出るところが不足が出ない。
腹が立つところが腹が立たない。
わが心で自分の心の内から、有り難い心(信心)が湧き出るようになる。

それには十年かかるかも知れないが、そうなれた暁には、自分の心に手を掌わせ、お祝いせよと。
そのように御教え下さっているのです。

墻外底(しょうがいてい)

『信心といっても別にむずかしいことはない。
 親にものを言うように、朝起きたらお礼を申し、 その日のことが都合よくいくように願い、
 よそへ行く時には、行ってまいりますと言って届け申しあげよ。

 そして、帰って来れば、無事で帰りましたとお礼を言い、
 夜寝る時にはまた、その日のお礼を申して寝るようにすれば、
 それで信心になる』

中国・唐の末期に趙州従諗(じょうしゅう じゅうしん)という禅僧がおられました。
ある時、一人の雲水が「道とは何ですか?」と問うたところ、趙州和尚はあっさりと
「墻外底(しょうがいてい)」道なら垣根の外に在るわい、と答えました。

雲水は馬鹿にされたと思って、
「私がお尋ねしているのは、その道のことじゃありません。仏教の大道を尋ねているのです」
と口をとがらして言いました。

すると趙州和尚はこう答えます。
「ああ、大道は長安に通っておる」と。有名な公案であります。

『道』というものが何か高尚な概念だと決めつけている雲水に、
垣根の外の小道もたどっていけば都に通じているように、
生活の全て、一挙一動が人として踏み行うべき正しい道、大道に通じているのだ。
つまり、道とは実践なのだと諭したわけです。

神様がどこにいて、どのような姿で、男か女か、などというのも、さしたる問題ではありません。
道が分かる、神様が分かるということは、
知識や学問として理解するというものではなく、
自分自身の生き方、信心が進んでいく中で、自分の命、生活は自分だけのものではなく、
一切の働きによって「生かされて生きている」ということを知ることです。

大切なことは、一日一日、
「生かされて生きている」ことに感謝をして生きていくこと。
その想いで毎日の仕事を有り難くさせていただく。
人と物を大事にさせていただく。
それが信心であり、肝心要のところはここにあるのです。

本心の玉を磨く

『信心する者は本心の玉を磨いて信心しなければならない。

鉄でも磨けば銀のように見える。金銀も磨かなければ光がない。』

錆というのは、金属とくに鉄の表面が空気に触れて生ずる科学現象ですが、

空気のせいだけでなく、鉄自身がさびやすい性質を持っています。

さびやすい鉄でも、研いだり磨いたりを怠らないなら、さびることなく光り続け、刃物ならよく切れるようになる。

同様に、迷いやすい私たちの心も、よい教えに研いで頂くことが大切なのですね。

人間の心でいう「我」というのも、錆みたいなものです。

そもそも「我」とは、自分の力で生きているのだと勘違いするところから生まれてきます。

自分の力や努力のおかげでここまで来た。欲しいものを手に入れた。

物事を一生懸命頑張る人ほど、このような考えに陥りやすく、周囲からも「我が強い人だ」などと言われます。

そして、そのような「我」がある為に、相手が神であれ人であれ、心から感謝する心にはなれず、

また心から頭を下げることも出来ない。

「我」があるために、他の人と隔たりが出来、対立することが起こってくる。

またそこから様々な問題も生じてくる。

さらに「我」のタチの悪いところとは、そうした自分の「我」に、自分自身が気付かないということ。

それが故に、人から諭されようが、責められようが、かえって一層「我」を募らすことになるばかりなのです。

ただ、そのような強力な「我」というものにも、唯一の弱点があります。

それは、教えを聞いて自分自身で詫びることです。

教えとは、この自分というものが、生かされて生きている我が身であった、ということに気付かせるものです。

それが腹に落ちた時、これまでの自分を恥じて、詫びる心が必ず生まれる。

「我」というのは、自ら気付いて、恥じ、詫びることによって、不思議と消えてしまうのです。

教えを聞かせていただいて、日々「我」を洗い流させていただきましょう。
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